フリーランスエンジニアの現状は、現在売り手市場です。フリーランスエンジニアに対する需要が高まっており、特に若手の活躍が目立っています。大手企業に入社して定年まで働くという従来の働き方に疑問を抱く若年層が多く、フリーランスという働き方が浸透しつつあるためです。
そのような世相に応じ、フリーランスエンジニアの働く環境も整ってきました。そのため20代前半であっても、フリーランスエンジニアとして十分活躍できると考えられます。
そして現在の売り手市場は、今後も続いていくと考えられます。そして、これまでは存在しなかった分野で新たなニーズが発生するとも予想されています。
例として近年注目されている人工知能やクラウドなどがあげられますが、このような新分野の案件は増加傾向にあります。しかも、現時点ですでにエンジニアが不足している状態です。
最新の技術に関しては大手のIT企業でも自社の社員だけでは対応しきれないことが多く、外部のエンジニアを雇う必要がでてきます。そのため最新分野の技術を有しているフリーランスエンジニアは優遇され、単価も高い傾向があります。
既存の分野は、この先どうなるのでしょうか。サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどがあげられますが、ほぼ心配はないと言われています。
そもそも既存システムの案件だけでもかなりの数があり、既存システムの機能追加や改修でさえエンジニアが足りていない状況です。また、長年使われてきた言語やシステムは安定感があるため、既存言語の案件でも今後10年ほどは需要があると考えられています。